2015年11月12日木曜日

南国の春 (?)


一か月の日本旅行を終えブラジルに帰ってきたのが10月20日。それからサンパウロ市近郊に住む親せきを訪ねて周り、姪の結婚式に出席して、我が家に帰ってきたのが11月4日。ブラジルを発った9月19日にはようやく新芽が出始めたばかりのブドウが帰ってきた時には葉が茂り、かなり大きなブドウの実までなっていた。聞くところによるとエスピリト・サント州は雨も少なく暑い日が続いているという。飛行場に降り立った時は一片の雲もない青空であった。いい天気はまだ今も続いている。これからますます暑くなっていくのに先が思いやられる。

ここエスピリト・サント州ではわずかに果物の木が芽を出し花が咲き実がなるサイクルを通して季節の変化(?)を感じ取ろうとするのだがブドウなどは一年に2回か3回くらい収穫できるので情緒も何もあったものではない。

私たちが日本を発つころは紅葉が始まろうという頃で日光ではその前触れを見ることができた。若い頃は「日本は四季があるからいいでしょう」と言われると「それが春と過ごし安い夏ばかりだったらもっと良いのでは」などと馬鹿げた強がりを言っていたことを思い出します。今や故郷になったブラジルびいきだったのかも知れません。しかしこの歳になって日本にいくとやはり四季の移り変わりと共に移り変わる人の感性もいいものだと思うようになりました。甲を破った功のおかげですかね。

長いことこのブログをサボってしまった。日本での楽しかった思い出を少しずつ載せていこうと思っている。

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